怒りの正体は「恐怖」……かも。
別ブログ「女優タロット」で今日はこんな記事を書いてみました↓
物事がうまくいかず、それが人間関係に根差している時、私たちは相手に腹を立てます。でも、その怒りを掘り下げてみると、
自分の無力さに直面する恐怖
……があったりします。
そこを乗り越えると、ぐっとおおらかになれるはずなんですよね。
女性がライオンをやさしく押さえている姿……なかなか深いです。実際にしようとすると、できないんじゃない? 怖いもん。食べられちゃうかもしれないもん。
ライオンが表すものは色々ありそうです。
- 将来、貧乏になったらどうしよう!?
- いい会社に就職できなかったらどうしよう?!
- 出世できなかったらどうしよう?!
- 結婚相手が見つからないまま年を取ってしまったら?!
- みじめなのは自分だけで、他の人はみんな幸せだったら?!
- 年を取って身体が弱ったら?!
- 一人ぼっちで寂しく暮らすことになったら?!
そうした恐怖をいつも感じているわけではないでしょう。普段は平気な顔をして、抑えているのです。それが誰かのふとした言葉や態度がきっかけになって発動する。ライオン出現です。
その時どうするか。
力のカードみたいににこっと微笑んで丸く収められる?
いやぁ、難しいな。
きっと突然荒れ狂って、普段の自分からは想像できないほど感情的になり、激しい反応をしたりしませんか? 後で考えたら「え、なんで?」みたいな。人生相談でもね、ライオンが目の前からいなくなったら「あ、もうあの件はいいです、解決したから」ってなる。でもさ、深いところでは未解決なんですよきっと。また別の顔したライオンが来る。
私、ヒーリングの先生から「そういう時は呼吸しろ!」と言われました。それに加えてヨガの「屍のポーズ」。何物にも影響されない、ただ横たわっているだけのあり方です。
そもそも最初から死んじゃえばライオンも怖くない
……ってことか。
生きていくために自分を守る。守るがために苦しくなる。この矛盾がレッスンなのですね。