ほとんどのお悩みの根本にあるのは愛。
「なぜ私は愛してもらえないの?」
女性だけとは限りません。
「どうして僕は愛してもらえないんだ?」
……と、男性も。そういうのが根底にあるから人間関係、見えない剣が飛び交います。
人と人が交流すれば、いいこと、楽しいこともたくさんある。でも、ふとした拍子に出てくるんですよね。剣が。
今日の別ブログにも書かせて頂いたのですが↓
剣を箱にしまっちゃうと心穏やかに #タロット一枚引き #ソードの4
— 女優タロット (@joyu_tarot) 2017年8月28日
本日の一枚:ソードの4 - 女優タロットhttps://t.co/SHlBSYCDpj pic.twitter.com/f2tzmYsErR
「箱にしまう? っていうか、とっくの昔に解決したはずの出来事まで思い出しちゃった。ムカつく!」
という時こそ飛躍のチャンスが隠れています。もう戦う機が過ぎたのですから、過去に刺さった剣をじっくり眺める時間がある。私も今、自分の剣を一つひとつ確認中です。
その剣を見ると、自分や相手に対する非難、後悔、怒り、失望、憎悪、不安が見えてくる。
過去の記憶がよみがえって胸が苦しくなったり、おなかが重く感じたり。「剣が刺さったみたいな感じ」とか「ピンで留められて動けないでいる感じ」とか。
タロットの剣4は「休止」という意味でして、「考えるのをやめなさい」ってアドバイスになります。でも占ってて、このカード出ても素直に頭を空っぽにできる人は少ないと私は見ています(えへへ。当たりでしょ?)。だったら、自分の中で色々考えてもかまわない。とりあえず対外的なはたらきかけを一時休戦する、ってことでいいんじゃないかな、と。
そして、自分をグサグサ刺している剣について考えます。
- その剣は本当に相手が放ってきたものなのか?
(実は自分が発してた。わかってる、でも認めたくない私がいます。笑)
- その剣は、子供時代に自分を刺したものと似ていないか?
(ありますよ、あるある)
- 自分を守るために、自分も相手に剣を放ったことはないか?
(はい、私やりました。認めます)
- 自分を刺した剣は、実は相手に放ったやつがブーメランのように返ってきたものではないか?
(はい、わたくしその通り。自業自得でございます)
「私を傷つけている剣は、本当はいったい何?」と思い巡らせてみると、意外なことがわかるんじゃないかと思います。
たとえば「お金を貸したのに返してくれないから傷ついてる!」ということなら、別の言葉に言い換えてみる。その剣が傷つけるのはプライド? 信頼? 自分の存在? 広い心になれない自分の弱さ、ふがいなさに傷ついてみたり、いろいろです。
その剣の正体が見えてくるにつれ、意外なことがわかります。「私、昔から同じパターンを繰り返しているんじゃないの?」って。
だから何度も刺さるんだ。現に、今だって。
自分に刺さるにふさわしい剣を求めて、それを出しそうな相手をわざわざ選んでた……って可能性もありますよね。
そういうふうにして、関わる相手を選ぶ人は自分だけじゃありません。みんな、だいたい似たようなことしてるんです。そう考えるとすごいですよね、人間界って( ゚Д゚)どれだけ混乱していることか。
本当に望むものを手に入れて、幸福になるためには……
まずは自分の中身を交通整理!
これしかないよね。
毎日更新「女優タロット」もどうぞよろしく↓