前にこんな記事を書かせて頂いたところ「そういえば今、シカさん幽霊なんですよね」とお声をかけて頂くようになりました。
そうでした。はい、まだユーレイやってます。こんな時期は、いろいろな文章が心に沁みます。ヒーリングの教科書の一つ、『癒しの光』から引用してご紹介させて頂きますね↓
丹田がゆらいで溶けると、肉体は混乱する。
現れる肉体の症状はいろいろありうるが、
どれも医学的には診断がつけられない。
さもなければ、生命に関わる病気になったり、
臨死体験をしたり、
肉体が一度死んで蘇生するという経験をしたりする。
(『癒しの光(下)』バーバラ・アン・ブレナン著、河出書房新社)
生きている間に転生(転生=生まれ変わり。この場合は肉体が死なずに生まれ変わる)することがあるそうなんですね。それは深い変化を遂げる時期で、だいたい二年間で変化が完了する。二年前とは環境も人生もすごく変わっているらしい。
私の変化は四年前から始まりました。食欲も睡眠もとれず、神経は冴えわたり、ずっと瞳孔が開いたような状態で、お医者さんから「大丈夫?」と目を覗き込まれたほど(たぶん違法薬物の摂取を疑われたんじゃないかと思います。笑)。
その変化が落ち着いたかと思った二年後に、また激動のきっかけがありました。ヒーラー学校に入学を決めたのもその時。二年サイクルで何かに襲われて、いや、見舞われて、節目が来ているみたいです。
そして現在の幽霊状態に至る。行き先は、きっと……素晴らしい未来に違いない。
ブレナン博士によると人は一生のうちに二回まで転生し得るが、ごくまれだそうです。私は四年がかりのスローペースで、いまだに転生中なのかもしれません。とりあえず言えることは「誰に話しても理解してもらえなさそうなので黙っているしかない」ということです。孤独というより、「ああ、しょうがないな」という感じ。
同じ肉体への再転生を経験する際には、
古いものを手放し、死なせ、再誕する空間と時間を確保する必要がある。
(『癒しの光(下)』p. 312)
はい、わかりました。やりましょう。古いものを手放し、死なせ。もう随分と処分したものがありますが、しつこく残り続けているものもまだあります。それって、案外、自分では気づけなくて、
他人に投影したりします。
「あなた、早くそれ捨ててよ」みたいな。
私が捨てるべきでした(-_-;)
ヒーリングセッションにお越し頂く方の中にも「今、大きな変化を感じています」「断捨離中です」「手放すことが大事だと思っています」という方がたくさんいらっしゃいます。
しっかりと旅路をお供させて頂けるよう、私自身が自分の体験をやり尽くさなくてはなりません。振り返ればめちゃくちゃしんどかったのですが、それ以上に、楽な感じ、幸福感、あります。
こうした激動の時期、『癒しの光(下)』にある「すべてを委ねること、死、およびトランスフォーメーションについて」の項は、かけがえのない道標です。あまりにも素晴らしいので引用させて頂きたかったけれど、一部分だけというのも忍びなく。変化の真っ只中にあるというかた、この部分だけでもぜひご一読、お勧めします。
- 作者: バーバラ・アンブレナン,王由衣,Barbara Ann Brennan
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1997/08
- メディア: 単行本
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