新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

じゆうのめがみ

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幼い頃から「女の子は家事をするものだ」という暗黙の空気がある中で育ちました。なんでなん? という疑問は消えず、不満や怒りを生みました。

 

 

「お料理するのは楽しいね」とか「お皿を洗ったらきれいになって、気持ちがいいね」と言われていれば、今ごろ私は家事フリークになっていたに違いありません。おそらく専業主婦になり、もしかしたら子供も2、3人は持ち、すごい母ちゃんになっていたんじゃないかと思います。

 

 

でも、そうはなりませんでした。「なんで、女の子だからというだけで?」というところでつまづいて、ドミノが違う方向に倒れ続けて今に至ります。それはそれで、正しいことだったのだと思います。なぜならば、

 

 

 

世の中の「決めつけ」を一つひとつ疑問視するという使命

 

 

 

それを担うことになった、そういう運命だと思うからです。

 

 

 

そう考えると、すべきことは無数にあり、結構いそがしく頭を使います。お金儲けにはなりませんが、非常に楽しいです。

 

 

 

じゆうのめがみ。

 

 

 

ニューヨークにあるやつとはちょっと違うかもしれませんので、ひらがなで書きました。

 

 

 

じゆうのめがみの使命は、自分に対しても存在します。だからよけいに忙しいのです。

 

 

 

「日本の男性はデリカシーに欠けるわね」と思ったら、即座に「それってほんまなん?」。

 

 

「関西人って笑いのセンスがありそうだけど、〇〇さんは商売人っぽくてがめついところもあるわよね。やっぱり関西人は打算的よね」と思っても、「それってほんまなん?」。

 

 

もっときちんと言うならば、「がめつい〇〇さんとは、本当の〇〇さんの姿を表しているのか?」。

 

 

これは、大きな質問です。

 

 

みんな、育ってきた環境や文化、時代に大きすぎるほど大きな影響を受けているからです。それが人間のすばらしいところでもあるけれど、その影響を受けた部分って、そもそも、本当の自分らしさなのか、という疑問。

 

 

考えると、うーん、と、わからなくなってくると思います。

 

 

「だって今さら変えられないじゃん。だからこれが自分だよ」と言う人もいます。動きや変化を拒む、頑固なエネルギーを感じます。動かないものは重くて、しんどいです。ご本人もどこか不自由そうです。

 

 

本当の〇〇さんの姿とは、ヒーリング界やスピリチュアル界で言われる「authentic self(本来の、正真正銘の自分)」です。古いエネルギーの滞りを取り払い、心のつかえを取り払い、身体もすっきり整え、追求する……取り戻す。思い出すべき、本来の純粋な人間としての、ありかたを。

 

 

本当の自分になって生きることなく、生涯を終える人もいそうです。男だから、女だから、日本人だから、白人だから、黒人だから、学歴があるから、学歴がないから、親が〇〇だから、子供時代に〇〇だったから、もう自分は〇〇歳だから――事実としてそうしたことがあったとしても、それは自分のすべてを表しはしない。

 

 

変わろうともせず、変わる必要性も感じない人たちがいて、一生変わりそうにないほど凝り固まった様子を見せていても、じゆうのめがみは質問を投げかけます。議論はしません。答えはそれぞれの人が、それぞれのタイミングで出すものだからです。じゆうのめがみは怒られても、「おまえはアホか?」と言われても、またふらりと戻ってきては同じ質問をします。

 

 

 

「それって絶対にそうなん? なんでなん?」って。