日本とフロリダを結ぶ直行便はありません。日本から飛び立つと、必ずアメリカ国内のどこかで乗り継ぐことになります。今回BBSHのClassへの往復の経路はこんな感じです。
往路:成田→韓国ソウル→ロサンゼルス→シャーロット→ジャクソンヴィル(フロリダ)
4回乗り継いだことになりますね…行きは大韓航空を使いましたので。
復路:ジャクソンヴィル(フロリダ)→ワシントンDC→成田
帰りは楽でしたが、乗り継ぎ便の時間上、ワシントンDCでどうしても一泊せねばなりません。いちいち空港からホテルに移動してもたいして休憩する時間がありませんので、DCの空港のベンチで仮眠をとるパターンが多いです。
今回は新刊訳書のゲラ校正と、飛び込みで頂いた単発の翻訳チェックのお仕事があったので、空港での待ち時間を有意義に使うことができました。
私、空港が大好きなんですよね…持ち物を失くさないように気をつけてさえいれば、わりと安全だし。座るところはたくさんあるし、wifiも無料だし。
パソコン作業に疲れたら、ターミナルの中を散歩して運動できますし。ワシントンDCの空港では「ちょっと荷物見ててくれんか? 歩いてくるので」と見知らぬ初老の紳士に声をかけられ「え、ちょっとそれは…」と戸惑いました。知らない人から荷物を預かるなとは言われますが、ちょっと見ておく、というのはどうなのでしょう。
私の戸惑いを察したおじいさんは「まあ、ええわ! 誰も盗まんやろ!」と水のペットボトルを手にウォーキングし始めました。ちょっと笑ったのは、彼とそっくりの服装をした別のおじさんが、やっぱりペットボトルを持って私の前を何往復もウォーキングしていたことです。
何かの陰謀か?
サスペンス映画の見過ぎかもしれませんが、怖かったです。しばらくすると紳士は戻ってきて「どうも、すまんかったな!」と荷物を取って去っていきました。
ともかく、バーバラ・ブレナンのヒーリングを学ぶためには現在、アメリカのフロリダ州かイギリスのオックスフォードに行くしかありません。以前、日本校がありましたが、なくなってしまったのですね…。
「そんな遠いところに、よく通えますね」と驚いて下さる方もいらっしゃいます。私は飛行機と空港が大好きなのでまったく苦になりません。むしろ、フロリダ、うれしいかも。気温や時差の激しい変化は、やはりタフですけれども。
次回のスクーリングは5月。「臓器の再構築」という技術を学びます。エネルギーをどこに向けて働かせるか、だんだん絞り込まれていきます。血液中の白血球だとか、神経細胞の中のミエリン鞘だとか、ピンポイントで狙いを定める集中力を発揮すべく、トレーニングは続きます。