BBSH解剖生理学の授業を終え、日本へ。
中国医学の経絡(ツボを線でつないだもの。英語ではmeridian)に沿ってエネルギーを流し、つまりを除去してクレンジング&強化する練習をしました。
BBSHに入学する前は自分でツボの本を見て、指でぐいぐい押してマッサージしていました。エネルギーヒーリングでは、身体に触れる時もあるし触れない時もあります。ヒーラーが意識をシフトさせて、受け手のエネルギー意識にコンタクトする。
現校長のリサ先生は腎臓と肝臓へのアプローチを重視しています。腎臓は排出機能=下への流れ。肝臓は栄養を運び血液を調節する機能=上への流れ。上下セットで習得しておくとかなりいいんです。
実習時のBGMにもこだわりが。「腎の経絡は水だから」と、イルカの音声が入った海のヒーリング音楽。「肝の経絡は木なんだけど…」ウッドチャイムや木琴のようなポコポコ、カラカラした音はある程度まで聴くと、もうじゅうぶん、って感じになります。ウッド系の音と他の音をミックスした音楽を流して実習しました。
感情面では、腎臓は恐れ、肝臓は怒りと関係があるといわれます。肝臓の経絡を先輩にトリートメントしてもらいながら、昨日に感じていた怒りを思い出してみようとすると……
「ん?」
「何だっけ?」
「全然、思い出せないや……」
感情のしこりが溶けていました。びっくりです。
昨日はこんなに怒ってたんですね…↓ 自分の中で気づきがあったとはいえ、恥ずかしすぎます(;´∀`)
さて、肝臓の経絡を、先輩に施術させてもらったところ、「ぐるぐる同じ思考をしていたのが、ぱったり止まった」とのご感想でした。その「ぱったり止まった」感って、私が体験した「知らない間に溶けていた」感とたぶん似ていて、すごく不思議でした。内臓と感情って、つながっているんですね……。
経絡に沿ってエネルギーの流れが見えるようになると、いいのですが。今のところは、見えたつもりになって…という感じです。手で触れる感覚はずいぶん繊細になりました。左右のアンバランス、熱をもったようにジリジリして滞っているところなど、よくわかります。今後のセッションに生かしていきたいです。
まもなくワシントンDCから成田に向けてフライトです。ご予約枠、日本時間18日夜から少しずつUPしていきますね。