新しい自分の作り方

オーラや生体エネルギー、心理学やタロット by シカ・マッケンジー

翻訳させて頂きました:ラリー・ブルックス著『工学的ストーリー創作入門』

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寒い季節にこつこつ文章を直していた原稿が書籍となって2018年4月26日発売になりました。英語の原書はアメリカ人の作家ラリー・ブルックスさんのロングセラー『Story Engineering: Mastering the 6 Core Competencies of Successful Writing』。わたくし和訳を担当させて頂きました。

 

 

この本は小説や映画のシナリオ、コミック、絵本、アニメなどのストーリーを作るための参考書です。文章の書き方のハウツー本は山ほどありますが、この本の特徴はいわば理系的なアプローチ。「物語を作るには何と何と何が必要か」「土台となる設計図をどう引くか」「比率はどれぐらいにすれば理想的な図形になるか」みたいな感じです。

 

 

いいアイデアが浮かんで「あーっ、これ、小説に書けたらいいのに!」「映画にしたい!」とわくわくしたことってありませんか? 友だちにもそれを話して盛り上がり、「そうだよねー! 映画になるよねー!」という会話があり、「うん、じゃあ書いてみるね!」とやる気を出したものの途中でわけがわからなくなり……という体験がある人のための本とも言えます。

 

 

ストーリーを作ろうとして途中で放り出してしまったり、最後まで書いたもののイマイチでどこをどう直せばいいかわからなかったり、新人賞やコンクールなどに応募しても落選ばかり……という場合、「六つの要素」に分解してチェックしましょう!とラリーさんは勧めています。六つの要素とは、

 

1)コンセプト

2)登場人物

3)テーマ

4)構成

5)シーン展開

6)文体

 

 

本の帯には「書けないのは、才能のせいではない!」と、とってもインパクトあるコピーを付けて頂いておりますが(私が考えたのではありません(;´∀`)出版社の皆さまのナイスアイデアです)確かに、小説や脚本が書けないのは才能がないからではなく、単に

 

 

六つの要素が揃っていないから

 

 

 

……だったのですね。

 

 

 

工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素

工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素

 

 

必要な要素さえ充実させられれば結構イケる、とわかれば努力のしがいもありますし、心強いし希望も持てますね。いろいろなことにも当てはまるかもしれません。「モテないのは才能のせいではない」とか「儲からないのは才能のせいではない」とか。

 

 

漠然とした自己否定に陥って苦しむより現実的な発想を。とりあえず1+1で2にしよう、という具体的なアプローチ。私はそういう考え方が好きです。むやみに落ち込まないで済みますものね。

 

 

『工学的ストーリー入門』発売前からとてもたくさんのご予約を頂きました。ありがとうございます! 続編も2冊ありますので、日本の皆さまに引き続きご紹介していけたらと願っております。どうぞよろしくお願いいたします。