『ストラクチャーから書く小説再入門』(K.M.ワイランド著、フィルムアート社、拙訳)電子版が発売されました。
この本、 小説を書くためのハウツー本の体裁ですが、実際の内容は映画脚本術寄りなんですよね。
最初から映画化も視野に入れて小説を書けば、映画にもなっていいんじゃないの? と思って翻訳させて頂いた一冊です。
ゲラの最終校正、台湾でやったなぁとか、いろいろ思い出があります。
読者をぐいぐい引き付けるストーリーの構成をするにはどうしたら…という方はぜひ。ワイランドさんの分析は非常に細かいです。本国アメリカではすごく売れていますが、納得です。
<追記>
シリーズ一作目『アウトラインから書く小説再入門』も電子版が出ています。こちらは「思いつくままに話を書いていて、途中でまとまらなくなってやめてしまった」という苦い経験を克服されたい方にぜひ。キャラクター設定のヒントも載っています。