長年疑問に感じてきたことが一気に解決しました。
それは……
インナーチャイルドにまつわる疑問です。
和訳するなら「内なる子供」。実際、私も何冊かの本にそう訳して書きました。
子供時代の体験からなる、私たちの内面にある子供らしい自分、という意味ですが。
そのたびに「うーん……」と違和感を感じてきたんです。
そんな子供、どこにおるねん? と。
内面に子供がいるなら、外側は大人?
うん、まあ、なんとなくわかるけど……
「内なる子供を解放しましょう、さあ、自由に絵を描いて」って言われたとしてもですね、私はさんざん抵抗してきた人間です。
この、「内なる子供」とわざわざ言うところの気持ち悪さ。
気持ち悪いと感じる私が悪いのか。
ひねくれているのか。
それとも内側も外側も子供っぽいままで、ただ肉体だけが年をとっているだけなのか。
この疑問が一気に解決しました。
なぜなら……
そんな子供は存在しない
Don't take care of your inner child!
Your inner child does not exist!
You created the label called "inner child."
(バーバラ・アン・ブレナン著 "Core Light Healing"より引用)
訳すと「インナーチャイルドなど放っておけ。そんなものは存在しない。『インナーチャイルド』というラベルに過ぎない」 ということ。
あー! すっきり!!!!
じゃあ、一般的にいわれるインナーチャイルドって何なん?
こうだそうです↓
Inner child=unevolved consciousness Blocks contain trapped unevolved consciousness
(バーバラ・アン・ブレナン著『Core Light Healing』より引用)
自分でもわからないけどなんだかわだかまってて、表に出せなくて、ずーっと体の中かどこかに持ってる、ドン詰まりなポイントって感じかな。直訳すると「とらわれた未進化の意識を内在させる、未進化の意識のブロック」となりますが。
ああ、インナーチャイルドって、子供の形をした別人格っぽいものじゃなくて、もっと流動的であちこちに散在する意識エネルギー的なものなのか(違ってるかもしれないけど)。ならば納得です。
いろんな考え方があると思いますが、私にとっては救いでした。
私、インナーチャイルドという言葉が本当に嫌いだったんです(ごめん)。
軽々しく言われたくない、言いたくないものを無理やり言い表そうとする言葉と感じていたのかもしれません。
もちろん、インナーチャイルドという言葉がしっくりくる方は、それでいいと思います。私にとってはね、「そんな子供おらへん」と、すこーんと言い切って頂けたのが爽快で。
『Core Light Healing』、引き続き読んでいきます。