新しい自分の作り方

オーラや生体エネルギー、心理学やタロット、俳優の演技や創作活動についてなど。

心理学、神話

イナンナの冥界下り(6)

妻が死の国で囚われても悲しみもしない夫。前回の記事ではドゥムジという名の夫に非難が殺到しました――というのは嘘です(ごめんなさい)。それよりも多かったのは「ほうら、やっぱり。どうせ男なんて、こんなものよ」という感想だったように思います。 あな…

イナンナの冥界下り(5)

死の世界には厳しい掟がありました。私たちが死を恐れるのも、無意識にこの掟の存在を感じ取っているからかもしれません。 イナンナが門へ急ぐとアヌンナキたちにつかまりました。「このまま帰ることはできません。イナンナさん、あなたがここを出て行くなら…

イナンナの冥界下り(4)

冥界でイナンナは死体にされてしまいます。地上では、出かけたきり帰ってこないイナンナを従者が心配していました。 地上の従者ニンシュブルは三日三晩経ってもイナンナが帰らないので命令を実行に移しました。丘の上で泣き、玉座の間でも太鼓を叩いて苦しみ…

イナンナの冥界下り(3)

冥界ではエレシュキガルが伏して泣いていました。「ああ、胸が苦しい! おなかが苦しい!」 光に満ちた地上の女神イナンナとは正反対に、姉のエレシュキガルは地底の闇で苦しんでいました。 死=安らかな眠り、とはいかないようです。というのも彼女は突然生…

イナンナの冥界下り(2)

死の国を見物に来たイナンナは、門をくぐれと命じられます。門はいくつもあり、一つくぐるたびに身に着けている物を取らなくてはなりません。 最初の門で、誰かがイナンナの頭飾りを取りました。「何をするのです!」「お黙りなさい、イナンナさん。これは冥…

イナンナの冥界下り(1)

誰にも見せたことのない怖い顔、醜い顔――そんなものは見ないで生きていたい、笑っていたい。ネガティヴな自分、ダークな自分。それって、もしかしたら"死"なのかも。 だったら死を見てみたいな! 女神イナンナはそう思って死の国に行きました。 その顛末を描…